治療家の悩み・痛み解決

指が痛くて施術を続けられない

本記事では、解剖生理学に基づく「徒手探索(としゅたんさく)」技術を用いて、施術者の身体的負担を軽減しつつ、臨床結果を高めるための理論と実践法を解説します。


「1日15人施術すると、親指がペットボトルも開けられないほど変形する」
「”もっと強く”と言われるたびに、恐怖で手が震える」
「このまま続けたら、還暦前に引退するしかない…」

もしあなたが今、このような「指の痛み」や「将来への不安」を感じているなら、この記事はあなたのために書かれました。

ネット上には「体重移動を使え」「手のひら全体で押せ」「ストレッチで予防しろ」といったアドバイスが溢れています。
しかし、それらを全て実践しても、あなたの指の痛みは消えません。

なぜなら、指の痛みの真の原因は「施術フォーム」にあるのではなく、「施術している場所が間違っている」からです。

今回は、臨床延べ20万人以上の施術実績を持つ現役臨床家が、指を使わずに深層原因を特定する「徒手探索(としゅたんさく)」について解説します。


なぜ、ストレッチもサポーターも、あなたの指の痛みを治せないのか?

多くの治療家が陥る罠があります。それは、「硬い場所(患部)を、ほぐれるまで押さなければならない」という思い込みです。

しかし、解剖学的に考えてみてください。
筋肉が硬くなる(スパズムを起こす)のには、必ず理由があります。
それは「骨格の歪み」かもしれませんし、「内臓からの反射(内臓体性反射)」かもしれません。

原因が他にあるのに、結果として硬くなっている患部を力任せに押せば、指が壊れるのは物理的に当然です。
サポーターは「壊れた指」を保護するだけであり、「指を壊す行為(強押し)」をやめない限り、解決にはなりません。


【臨床レポート】還暦過ぎても現役バリバリ──「徒手探索」が指の痛みを消した理由

■ 失敗履歴:強揉みで親指が変形、ペットボトルも開けられなかった

かつて、私も1日15人以上の患者様を「強揉み」で施術していました。
患者様の「もっと強く」という要望に応え、硬結部を力任せにほぐし続けた結果、親指の第一関節(IP関節)が変形し、日常生活すら困難になりました。

整形外科では「職業病ですね(CM関節症)」と診断され、湿布と安静を指示されましたが、現場に出れば指を使わざるを得ません。
まさに、引退の二文字が頭をよぎる毎日でした。

■ 転機:「徒手探索」で見つけた”真の原因”

ある日、私は施術アプローチを根本から変えました。
「患部を揉む」のではなく、「患部に関連する深層原因を探索する」技術──徒手探索──を導入したのです。

徒手探索とは、解剖学的な関連痛(Referred Pain)や筋膜連鎖を利用し、手先の感覚で「生体反応(異常)」を読み取る検査技術です。

【ある腰痛患者様の事例】

  • 従来の施術:腰の脊柱起立筋を強く揉む → 翌日には痛みが戻る(指への負担:大)
  • 徒手探索後の施術:腰には反応なし。「右腎臓周囲」に強い癒着反応を検出 → そこを軽く調整すると、腰痛が消失(指への負担:ほぼゼロ)

■ 改善ロジック:「原因部位」を調整すれば、患部は揉まなくても治る

この事例では、腎臓と腰部の筋肉が同じ脊髄神経(T10-L1)から支配を受けているため、腎臓の疲労が腰痛を引き起こしていました(内臓体性反射)。

徒手探索で「腎臓」という真の原因を特定できたため、腰を強く揉む必要がなくなったのです。
結果として、私の指への負担は激減しました。現在は臨床延べ20万人を超えましたが、指の痛みは一切ありません。


【技術解説】なぜ「徒手探索」なら、指を痛めずに原因を見つけられるのか?

従来の施術との決定的な違い

項目従来の施術(強揉み)徒手探索ベースの施術
施術対象患部(痛い場所)を揉む原因部位(関連痛の起点)を調整
施術圧強圧(指が変形するレベル)軽圧(触れる程度)
指への負担極大(腱鞘炎リスク高)極小(一生現役が可能)
再現性経験と体力に依存解剖学的根拠に基づく体系的手法

解剖学的根拠に基づく原因特定

徒手探索は、決して「気功」や「魔法」ではありません。以下の医学的原理を応用した、再現性のある技術です。

  1. 関連痛(Referred Pain)
    内臓や深層組織の問題が、神経の混線により、離れた部位に痛みを引き起こす現象です。これを理解していれば、「肩が痛いから肩を揉む」という短絡的な施術から卒業できます。
  2. 筋膜連鎖(Myofascial Chain)
    アナトミートレイン等で知られるように、筋膜は全身で繋がっています。足首の捻挫痕が、筋膜を介して首の痛みを引き起こすことも珍しくありません。徒手探索は、この「繋がりの滞り」を指先で感知します。

【結論】指の痛みを治すには、「施術方法」ではなく「施術場所」を変えろ

もしあなたが、以下のような状態なら:

  • 「体重移動」や「指の使い方」を工夫しても、結局は痛い
  • 「もっと強く」と言われるのが恐怖でたまらない
  • このままでは身体が壊れると分かっていながら、無理をしている

それは、あなたの指が弱いのではありません。
あなたが施術している「場所」が間違っているだけなのです。

「才能」は必要ありません。
必要なのは、解剖学という地図と、正しい場所を見つけるための「徒手探索」という羅針盤です。


【次のステップ】あなたの指を守りながら、患者を治せる技術を学ぶ

臨床エネルギー療法メソッド研究会では、「徒手探索」を中心とした体系的なカリキュラムを提供しています。

  • 対象者:あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、柔道整復師、整体師
  • 学べる内容
    • 関連痛・内臓体性反射の解剖学的理解
    • 徒手探索の実践的検査手順
    • 指を使わない「深層調整技術」

あなたの指を守りながら、患者様を救う技術。それが「徒手探索」です。


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■ 監修・運営
臨床エネルギー療法メソッド研究会

■ 代表講師 / 臨床家:明氣(ミョウギ)

  • 臨床延べ20万人以上の施術実績
  • 臨床歴27年以上の現役国家資格保持者(あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師 等)
  • 都内にて治療院を経営

■ 活動理念
「感覚」を「科学」へ。
解剖学とエネルギー理論の融合により、施術者の指を守り、治療効果・美容効果を最大化する「徒手探索技術」の普及。